中1 講演会「宇宙のはじまり」
2017.10.15
10月13日(金)、高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所の多田将先生を講師にお招きし、中学1年生全員を対象に、講演会を行いました。
講演テーマは「宇宙のはじまり」でした。「素粒子(物質を構成する最小単位)」のお話から始まり、現在の宇宙がどのように作られたのかをお話してくださいました。専門的には大変難しい内容ですが、比喩などもたくさん交えつつ、中1にもわかりやすく説明してくださり、生徒の知的好奇心が大いに満たされたと思います。「素粒子」というこの世で最も小さな物を研究されている先生の、「宇宙」というこの世で最も大きな物のお話は、学問の幅広さ・奥深さを感じさせる内容でした。
講演後には、宇宙・素粒子のことや研究生活のことに関して質問の尽きない生徒に、1時間以上にわたって座談会をしてくださいました。
以下、生徒からの感想をいくつか掲載します。
「身近にあることを挙げて、わかりやすく教えてくれてよかった」
「遠くを見れば昔がわかる、という言葉が印象に残った」
「宇宙の疑問について、一生懸命私たちに教えてくれて尊敬した」
「宇宙のような広大な謎をとても小さな素粒子で解明できそうなのがすごいと思った」
「今回の講演会は自分の知的好奇心をとても刺激しました。とても楽しかった」
「僕は天文にとても興味があるので今回の先生の講義はとてもためになりました。ありがとうございました」
「多田先生は、海城生の難しい質問を、すべて、詳しくわかりやすく答えていたのがすごいと思う」
「物理の難しい内容を聞いていることも忘れてしまうほど面白い話でした」
生徒に大変良い刺激を与えてくださった講演会でした。ご協力頂いた多田将先生には、改めて御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。生徒たちには、今回の講演で得た刺激・好奇心を忘れずに、これからも充実した学校生活を送ってほしいと思います。
中1学年代表
講演会の様子
講演後の座談会の様子